大庭英里天王店 勤務薬剤師

静岡県立大学薬学部出身。2005年新卒入社。
フォーリアの各店舗で経験をつみ管理薬剤師も経験。現在は天王店の勤務薬剤師として働きつつ、2児の母でもある。

フォーリアに入社したきっかけは?

就職活動をしていた時に、学部の友人からフォーリアを紹介してもらったのがきっかけです。店舗見学にも行った上で、入社を決めました。フォーリアに入社したときの印象は「やる時はしっかりやる」という感じでしたね。

現在の仕事内容は?

主な仕事は薬剤師として日常業務ですが、今は店舗の在庫管理に力を入れています。
時々、「同じ仕事内容で飽きませんか?」と聞かれることもありますが、飽きることはありません。患者さんから聞かれて分からない事はありますし、新薬は毎年どんどん出てきますし、店舗が変われば薬の種類や使い方も変わります。だから、10年やっていても緊張する時は必ずあるんです。そのような事に対応できるよう、添付文書を見たり、先輩薬剤師に聞いたりして、情報を常に更新するように心がけています。

フォーリアで「いいな」と感じるところは?

私が入社したときよりも、様々な部分で組織としてしっかりしてきたと思います。新しい部門が出来たり、最新の在庫管理システムを導入したりして、薬剤師としての仕事に集中しやすくなりました。
その一方で、薬局の中の雰囲気は昔とあまり変わらないですね。メンバーは変わってはいますが、今も昔も和気あいあいとしています。自分と同じくらいの世代の人が多いので、それも良い雰囲気の理由の一つかなと思います。

薬剤師としての仕事のやりがいは?

薬局が混雑したときに、スムーズに調剤・投薬できた時には達成感がありますね。今の店舗には薬剤師・事務を合わせて10人もいるので、業務はメンバー間の連係が大切です。連携が上手くいったときは「今日はよく動けたな」という達成感があります。
もちろん、投薬したときに患者さんが頼りにしてくれた時にもやりがいを感じます。特に薬の使い方については、私たち薬剤師にとっては普通な事も患者さんにとっては新しい知識ですよね。自分たちにとっては当たり前のことでも、患者さんにとっては当たり前じゃない。そういった部分をしっかりとフォローすることも大事なことだと思います。

大庭英里

仕事をする上で大切にしていることは?

薬局には様々なニーズをもった患者さんがいらっしゃいます。また同じ患者さんでも、その時その時でニーズは変わりますよね。具体的に薬の話が聞きたい時もあれば、体調が思わしくないから早く持って帰りたい時もあります。そういった患者さんのニーズをしっかりと捉えて、一人ひとりにあった対応を心がけています。こちらが聞いて欲しいと思って一生懸命に話したとしても、相手が聞いてくれなければ、薬剤師としての責務は果たせませんからね。

将来の夢・目標は?

薬剤師としては、まだまだと感じています。まずは何を聞かれてもしっかり答えられるように、知識は常に増やしていきたいですね。病気のことだけでなく、検査値や検査内容のこと、食べ物に関することも増やして、薬剤師としてできることを増やしていきたいです。
また、家事と仕事を両立しながら、長く薬剤師として働き続けていきたいとも考えています。新しい薬は毎年増えていくので、育児などで仕事から離れてしまうと、情報収集は難しくなってしまいます。でも、働き続けていれば、書籍や情報誌などから日々情報を得ることが出来ます。そういう意味でも長く続けていきたいですね。

どんなメンバーと一緒に働きたいですか?

「向上心のある人」です。まわりを良く見て「あの人がああやっているから、こうした方がいいんだな!」って気づいたり、積極的に学ぼうとする姿勢があると良いです。
薬局の業務は連係作業なので、「阿吽の呼吸」が大事になってきます。その「阿吽の呼吸」を身につけていくためにも、向上心は欠かせないと思います。
あとは、様々な日常業務がある中で「なぜその業務をするのか?」をしっかりと理解できる人がいいですね。業務の意味を理解することで、ただ漫然と業務をするだけでなく、効率化や改善に繋げていくことが出来ますから。

これから薬剤師になる方たちに一言お願いします。

薬局薬剤師は、薬の知識だけあれば出来る訳ではありません。準備の段階から患者さんに渡すまで、他の薬剤師・事務スタッフとの連携や、患者さんとのコミュニケーションなど、様々な要素が必要になります。なので自分のことだけでなく、周りを良く見て行動することが大切です。薬のことだけではなく、様々なことを学び続けていってください。